こんにちは。イブです。 (@ibuib__)
MetaMask(メタマスク)って何?
どんな使い方があるか知りたい。
とお考えではないでしょうか。
MetaMask(メタマスク)って当たり前のようにみんな言うけど、初見では怪しく感じますよね。(僕もその一人でした。)
今回はそんな方に向けて、MetaMask(メタマスク)とは何なのか、使い方もあわせて分かりやすく解説します。
よくある質問や注意点も記載しますので是非ご覧ください。
【コインチェックを使っている人はかなり損】
コインチェックにはイーサリアムやリップルの販売所しかありません。
販売所はスプレッドが設定されており、3~5%前後は損です。
(50万円分買うと1.5万円もとられます。)
その為、取引所のあるhttps://bitflyer.com/ja-jp/を使うのがおすすめ。
日本円に換える際も損してしまうので、事前に登録しておきましょう。
※審査に時間がかかる場合もあるので、先に申請だけしておくとスムーズです。
MetaMask(メタマスク)とは
まずは、MetaMask(メタマスク)とは何なのか解説していきます。
MetaMask(メタマスク)は仮想通貨ウォレットの1つでして、ウォレット内で仮想通貨を保有することができます。
そのウォレットは自身で管理し、DeFi等のアプリケーションと接続して、取引を行うことができます。
仮想通貨用の財布みたいなものです。
NFTも保管することができますよ。
仮想通貨ウォレットはMetaMask(メタマスク)に限らずあらゆるものがありますが、最も有名で多くのユーザーが利用しているのがMetaMask(メタマスク)です。
サイトによっては、MetaMask(メタマスク)との互換性のみ検証しており、利用を推奨しているところもあるので、最初はMetaMask(メタマスク)を作っておくのが無難ですね。
MetaMask(メタマスク)の作り方
ここではMetaMask(メタマスク)の作り方について解説します。
MetaMask(メタマスク)を作るのは非常に簡単で、5分程度で作ることが可能。
実際の手順については、こちら↓の記事にて画像付きで詳しく解説しました。
→MetaMask(メタマスク)の作り方【画像付きで詳しく解説】
また、iphone(やスマホ)でもやりたい方はこちらの記事がわかりやすいです。
→iphoneでMetaMask(メタマスク)を使う方法【分かりやすく解説】
普段はPCで使っている方も、スマホに入れておけば外出先とかで確認することができますよ。
MetaMask(メタマスク)の使い方
ここでは、MetaMask(メタマスク)の使い方を紹介していきます。
大きく次の4つに分けて解説していきます。
それではさっそく見ていきましょう。
使い方①入金方法
MetaMask(メタマスク)の使い方として、1つ目は入金方法を紹介します。
また、ここでは国内取引所から入金する場合と海外取引所から入金する場合に分けました。↓
それぞれ順に解説していきます。
国内取引所から入金する場合
国内取引所から入金する場合について解説していきます。
なお、国内取引所からMetaMask(メタマスク)へ入金する場合、コインチェックからETHを入金するパターンが多いと思いますので、今回はその前提で解説します。
流れは同じなので他の取引所でも参考にはなるかと。
- 余談:ビットコイン以外を買うならコインチェックでは高いという話
少し余談ですが、イーサリアムなど(ビットコイン以外の通貨)を購入する場合はコインチェックよりbitFlyerの方が良いです。
なぜならコインチェックにはイーサリアムの販売所しかないので、購入時のスプレッドが大きい。
なので、取引所のあるhttps://bitflyer.com/ja-jp/の方が安く買えますよ。
購入する額にもよりますが、数千円くらい変わってきます。
少し話がそれてしまいましたが、まずは送金先であるMetaMask(メタマスク)のアドレスを確認しましょう。
ブラウザを開いて画面右上の拡張機能より、MetaMask(メタマスク)を開きます。
すると下記画面が表示されます。
Account1の下に記載されているアドレスをコピーしてください。アドレス横の□をクリックすればコピーできます。
あとは、先ほどコピーしたアドレス宛でコインチェック等から送金すればOKです。
試しにコインチェックを例として見てみましょう。
コインチェックを開いて、左側メニューにある「暗号資産の送金」を開きます。
開くと、送金する通貨を選択できるようになりますので、「Ethereumを送る」を選択し、「送金先リストの編集」をクリックします。
送金先リストの編集をクリックすると、新規ラベルと新規宛先の入力欄が現れます。
新規ラベル→任意の名前
新規宛先→さきほどコピーしておいたMetaMask(メタマスク)のアドレス
をそれぞれ入力し、「追加」をクリックしましょう。
すると、宛先のプルダウンに先ほど入力したアドレスが追加されます。あとは送金したい金額を入力し「送金する」をクリックすると完了です。
まずは送金先であるMetaMask(メタマスク)のアドレスを確認しましょう。
ブラウザを開いて画面右上の拡張機能より、MetaMask(メタマスク)を開きます。
すると下記画面が表示されます。
Account1の下に記載されているアドレスをコピーしてください。アドレス横の□をクリックすればコピーできます。
あとは、先ほどコピーしたアドレス宛でコインチェック等から送金すればOKです。
試しにコインチェックを例として見てみましょう。
コインチェックを開いて、左側メニューにある「暗号資産の送金」を開きます。
開くと、送金する通貨を選択できるようになりますので、「Ethereumを送る」を選択し、「送金先リストの編集」をクリックします。
送金先リストの編集をクリックすると、新規ラベルと新規宛先の入力欄が現れます。
新規ラベル→任意の名前
新規宛先→さきほどコピーしておいたMetaMask(メタマスク)のアドレス
をそれぞれ入力し、「追加」をクリックしましょう。
すると、宛先のプルダウンに先ほど入力したアドレスが追加されます。あとは送金したい金額を入力し「送金する」をクリックすると完了です。
ETHの送金には0.005ETHの手数料がかかります。
なるべくまとめて送りましょう。
海外取引所から入金する場合
こちらでは、海外取引所から入金する場合について、解説します。
MetaMask(メタマスク)のアドレスを確認して取引所から送金を実行するので、要領としては国内取引所から送金する場合と同じです。
ただ、イーサリアムチェーン以外の通貨を送付する場合には、ネットワーク設定が必要ですので注意しましょう。
海外取引所であるBinance(バイナンス)からMetaMask(メタマスク)への送金については、こちらの記事で詳しく解説しました。
→Binance(バイナンス)からMetaMask(メタマスク)に送金する方法【BSCの設定も紹介】
ネットワーク設定の方法も記載しています。
BNBをMetaMask(メタマスク)に送りたい場合は、BSCの設定が必要なので、上記記事を参考にしてください。
使い方②出金方法
MetaMask(メタマスク)の使い方として、こちらでは出金方法を解説します。
国内取引所に出金して日本円に換えたい場合や、海外取引所で出金して売買を行いたい場合には参考になると思います。
上記それぞれの詳しいやり方は別記事にしました。
画像付きで解説しています↓
→MetaMask(メタマスク)からの出金方法を分かりやすく解説【国内/海外取引所へ】
使い方③DeFiで資産運用する
3つ目に紹介するMetaMask(メタマスク)の使い方として、DeFiでの資産運用を紹介します。
DeFiは、仮想通貨の価格が上がるのを待って利益を得るのではなく、通貨を保有しながら利益を得る方法として注目を集めています。
また、年利数十%のものも多く、高金利な運用方法としても人気です。
例えるなら銀行預金の仮想通貨バージョンですね。
金利は天と地ほど違いますが(仕組みも違います。)
DeFiに興味がある方、始めてみたいと思う方はこちら↓の記事を参考にしてみてください。
使い方④NFTの売買、作成/出品をする
4つめの使い方として、NFTの売買、作成/出品についてです。
世界最大手のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaを含めて、多くのNFTマーケットでは、MetaMask(メタマスク)等の仮想通貨ウォレットがないと利用できません。
OpenSeaでは、MetaMask(メタマスク)を作成していれば、簡単にNFTの売買や作成/出品を行うことができます。
また、先日は12歳の少女がNFTを出品し1.8億円を稼いだ。というニュースがありました。これは氷山の一角でして、他にも同じようなニュースは珍しくありません。
ドリームですな!
— ikehaya-nft.eth | CryptoNinja (@IHayato) December 13, 2021
海外の12歳の少女が、NFTで1億8000万円を稼ぐ https://t.co/G56GC3lDOC @realsound_techより
いかにNFTマーケットが盛り上がっているか分かりますね。他にはここ数日、俳優の水嶋ヒロさんがNFTに参入してきたようです。徐々にNFTが浸透してきている・・・
NFTマーケット「OpenSea」の使い方はコチラの記事で解説しています。ぜひ。
→OpenSeaの使い方完全ガイド【超詳しく解説】費用の目安も紹介
よくある質問、注意点
ここでは、よくある質問や注意点についていくつか紹介していきます。
①国内取引所ではだめなのか?
たまに、わざわざMetaMask(メタマスク)を使って利用せずに、コインチェック等の国内取引所を利用してDeFi等と接続できないのか?という話を聞きます。
結論から言うとできません。
仮想通貨ウォレットでは、皆さんが自身でウォレット内の仮想通貨を管理します。
一方で、国内取引所では各ユーザーに代わって仮想通貨を保管しており、資産は各ユーザーの手元にないので、自由にDeFiと接続してやり取りをすることはできません。
Binance(バイナンス)等の海外取引所も同様ですね。
Binance(バイナンス)は預かり資産を運用したりしていますが・・・
②セキュリティ対策について
MetaMask(メタマスク)を使う上でのセキュリティ対策は、細心の注意を払う必要があります。
「ネット上の詐欺なんてみえみえで、ひっかかるわけない」と思っている方でも結構詐欺にあっているので、慎重に利用しましょう。
SNS等で詐欺事例も共有されているので情報収集するのもいいかもしれません。
最低限の心がけとして下記2点はおさえておいてください。
シードフレーズは絶対に教えない
MetaMask(メタマスク)を作成した際に控えたシードフレーズは、絶対に漏らさないようにしてください。
このシードフレーズめちゃくちゃ大事です。これが盗まれると資産を失います。
基本、シードフレーズを聞かれたら詐欺だと思ってOKです。
怪しいサイトには接続しない
怪しいサイトには接続しないようにしましょう。
接続時のコントラクトにトークンの送金を可能にするものが含まれており、資産を失ったという事例もあります。
ブロックチェーン界隈はまだまだ発展途上ということもあり、詐欺も多いのでリサーチの上、慎重に行動しましょう。
③MetaMask(メタマスク)からトークンが消えた場合の対処法
PC版でMetaMask(メタマスク)を使用していた場合、iphone(スマホ)でアプリを開くとトークンが表示されず、失ったと錯覚してしまう場合があります。
この場合、実は表示されていないだけ、という可能性がありますので、MetaMask(メタマスク)にトークンを追加すれば解決します。
トークンを追加する方法
今回は例として、BSCチェーンの「CAKE」をMetaMask(メタマスク)に追加していきたいと思います。※他のトークンも同様の手順で追加可能
まず、MetaMask(メタマスク)を開くと画面下部に「トークンの追加」というのがあるのでそこをクリック。
すると、下記画像のようにトークンアドレス、トークンシンボル、トークン桁数の入力を求められます。
これらは各トークン固有のものなのですぐに調べることができます。
早速確認していきましょう。
今回追加しようとしようとしているCAKEはBSC上のトークンなので、 BscScanを利用します。
イーサリアム系のトークンを追加しようとしている場合は、Etherscanを使って調べてください。
BscScanを開くと上部に検索欄がありますので、CAKEと入力。
すると下記のように候補としてPancakeSwap Token(cake)と表示されるのでこれをクリック。
開いたページを下にスクロールしていくと、「Profile Summary」という欄があるので、その中の「Contract」にあるアドレスをコピーします。
コピーしたアドレスをMetaMask(メタマスク)のトークンアドレスに入力します。
するとアドレスが間違っていなければトークンシンボルとトークン桁数が自動で入力されるので「トークンの追加」をタップ。
下記のようにウォレット画面にCAKEが表示されれば成功です。
最後に
以上で本記事は終了です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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・DeFiで100万円以上を運用中
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