こんにちは。イブです。 (@ibuib__)
NFTアートってなぜドット絵が多いの?
ドット絵の作り方や、作れるおすすめアプリがあれば教えてほしい。
とお考えではないでしょうか。
数千万円という高額取引も発生するNFTアートですが、なぜかドット絵が多く疑問に思う人も多いはず。
そこで今回は、なぜNFTアートにドット絵が多いのかを解説します。
あわせてドット絵の作り方や、作るためのおすすめアプリも紹介するので、ぜひご覧ください。
【コインチェックを使っている人は損している】
NFT売買をするならコインチェックは不向きです。
なぜなら、コインチェックにはイーサリアムの販売所しかありません。
販売所はスプレッドが設定されており、3~5%前後は損です。
(50万円分買うと1.5万円も損。)
そのため、取引所のあるhttps://bitflyer.com/ja-jp/を使いましょう。
※日本円に換金するときも損してしまいます。
最短10分で申し込みできるので、事前に作っておきましょう。
なぜNFTアートにドット絵が多いのか
結論から言うとNFTアートにドット絵が多い理由は、「Crypto Punks(クリプトパンクス)」の影響です。
※先にドット絵の作り方を知りたい方はこちら。
⇒ドット絵の作り方
Crypto Punksは、ドット絵で作成された1万体のNFTアートですが、
このドット絵の何がすごいの?
とはじめて見た方は思いますよね。
僕も最初は、なんでこのドット絵が何千万円もするんだ。。と思ってました。
しかしこのCrypto Punksは、数あるNFTの中でも最初に存在したプロジェクトとされており、
NFTの元祖、最初のNFT
と言われており、NFT市場では絶大な人気と影響力を誇ります。
当初は無料配布されていたそうですが、NFT市場が盛り上がるにつれて「最初のNFT」という希少価値が高まっていきました。
今では、NFTを触る人ならだれでも知っているようなクリプトパンクスが、無料配布されていたなんて信じられないですね!
この最も有名なNFTアートの1つであるCrypto Punksの影響力から、NFT市場では多くの「ドット絵」が流通しています。
OpenSeaの取引量は約100万ETH
実際にOpenSeaでCrypto Punksのマーケットを覗いてみると、取引額は100万ETHに迫っており凄まじい数字を記録しています。
100万ETHは円換算すると、約2,300億円。(22/8/7時点)
Crypto PunksがNFT市場でいかに協力な地位を築いているかが分かりますね。
ドット絵のNFTアートで有名なのはコレ!値段も紹介
ここでは、ドット絵のNFTアートとして有名なコレクションを3つ紹介します。
さっそく見ていきましょう!
①Zombie Zoo 【小学生の自由研究で300万!】
「Zombie Zoo(ゾンビ・ズー)」とは、9歳の小学生が自由研究として始めたNFTアートプロジェクト。
iPadで書かれた小学生のドット絵は世界中に広がり、取引高は300万円を超えています。
9歳で世界を制した小学生アーティストZombie Zoo Keeperのドット絵NFTアートが三越伊勢丹で1点10万円とかで売られるなんともいえない21世紀。☺️ pic.twitter.com/43IAOy5upt
— 菊田裕樹💫HIROKI KIKUTA (@Hiroki_Kikuta) February 16, 2022
9歳ってまだ小学3年生ですよ。信じられないですよね。
Zombie Zooの値段はどれくらい?
Zombie Zooの最低価格は、約7万円です。(22/8/8時点)
最新価格が気になる方はOpenSeaから確認できるのでどうぞ。
②Murakami.Flowers【村上隆氏の初NFT作品】
2つ目に紹介するドット絵のNFTコレクションは「Mrakami.Flowers」。
これは日本の芸術家として有名な「村上隆」氏による初めてのNFT作品です。
村上隆さんはカニエ・ウエストのジャケットデザインも担当したこともあるとか!
総取引高は3.6億円と凄まじい金額を叩き出しています。
Murakami.Flowersの値段はどれくらい?
Murakami.Flowersの最低価格は、約40万円です。(22/8/8時点)
NFTマーケット「OpenSea」から確認できるので気になる方はどうぞ。
③Kawaii SKULL【たった4か月で1万体を製作】
最後に紹介するドット絵のNFTは「Kawaii SKULL」です。
Why did you create Kawaii SKULL?
— ☠️ kawaiiskull.eth 🌈 (@Kawaiiskull_eth) February 13, 2022
Nice to meet you. I’m Skull. ☠️
I am a Japanese artist.⁰I hand-painted 10,000 skulls in 4 months.🌈 pic.twitter.com/exkwz5vn5V
このコレクションは1万体のスカルで構成されており、1人のアーティストによって4か月かけて「手書き」で製作されました。
4か月で10,000体ということは、1日80体以上も作る計算ですね。信じられない。。
総取引額は約1.5億円とこちらも相当な金額です。
Kawaii SKULLの値段はどれくらい?
Kawaii SKULLの最低価格は、約4,000円~です。
コレクションの詳細は最新価格はNFTマーケット「OpenSea」をどうぞ。
NFTアート用のドット絵を作れるおすすめアプリ 5選
NFTアート用にドット絵を作れるおすすめアプリを紹介します。
どれも無料で利用できるので、気軽に試すことができます。
特におすすめは、直感的に操作できる「8bit Painter」。(作り方はこのあと紹介)
画像をインポートしてベースを作れるので、絵をほぼかかない僕でも簡単に作れました!
NFTアート用のドット絵 作り方
ここではアプリを使ってNFTアート用にドット絵を作る方法を解説します。
使用するアプリは、先ほど紹介した「ドット絵を作れるおすすめアプリ」の内、最もおすすめの「8bit Painter」です。
理由としては、
・操作性が良い
・画像をインポートしてベースを作れる
・基本無料で利用できる(490円課金で広告削除)
ところですね。
絵をほぼ描いたことがない僕でもできたので、これはおすすめ。
ドット絵を作る手順は大きく分けて、下記の5STEP。
それではさっそく見ていきましょう。
①アプリをダウンロード
まずは、アプリストアからダウンロードしましょう。
⇒8bit Painter│AppStore
⇒8bit Painter│GooglePlay
基本無料で使えるのでご安心ください。
②チュートリアルを確認
アプリを起動すると、操作方法のチュートリアルが始まるのでしっかりと確認しましょう。
内容を確認できたら右上の「×」をタップ。
③画像をインポート
続いて、ドット絵のベースとなる画像をインポートしましょう。
白紙の状態から描きたい方は、もちろんそれでもOKです!
まずは画面↓の「+」をタップし、キャンパスのサイズを選択します。
キャンパスのサイズが大きいと、ドットがより細かくなります。実際に試してみて好みのサイズを見つけましょう。ちなみにですがCryptoPunksは24×24です。
続いて、画面右上の「・・・」を選択し「画像のインポート」をタップ。
カメラロールから好きな画像を選べばインポート完了です。
今回は僕のSNSアイコンを例としてやってみました!
④手直し
画像をインポートすると下記のような状態になります。
チュートリアルで学んだ操作方法を駆使して、自分好みに修正していきましょう。
3分くらいでギリギリ人の顔に見える程度にはなったのでは!
⑤画像をエクスポート
ドット絵が完成したら、画像をエクスポート(ダウンロード)していきましょう。
画面右上の「・・・」をタップし「シェア&エクスポート」をタップ。
あとは「エクスポート」を押すと、画像をダウンロードできます!
あとはOpenSeaで画像を出品するだけ!やり方は次の章で解説しますね!
NFTアート用のドット絵 売り方
NFTアート用に作成したドット絵の売り方について、解説します。
手順を大きく分けると下記の5STEP。
一見ややこしそうに見えますが、手順通りにやれば意外と簡単です!
詳しいやり方は、「【簡単】NFT作品の作り方~出品方法を解説!」で解説したのでこちらをどうぞ。
NFTで稼ぐなら【必ず知っておきたい事】
ここでは、NFTで稼ぐなら必ず知っておきたい事を紹介します。
さっそく見ていきましょう!
①コインチェックを使うのはもったいない
NFTを出品したり購入する上で、「コインチェック」を経由するのはもったいないです。
例えば、下記のような手順を踏んでいないでしょうか。
・コインチェックでイーサリアムを購入
・メタマスクに送る
・OpenSeaで出品 or 購入
上記の場合、コインチェックで取引額の3~5%は損をしてしまいます。
30万円分のETHを買うと1万円分は損をしてしまう事に。
損をする原因は、販売所のスプレッドです。
コインチェックにはイーサリアムの販売所しかなくスプレッドが設定されています。
その為、損をしない為にはスプレッドの設定されていない取引所で購入しましょう。
上記を満たす取引所としては、https://bitflyer.com/ja-jp/がおすすめです。
ETHを日本円にするときにもスプレッドは発生するので、今のうちに開設しておくとスムーズですね。
更に詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
②転売されても利益は得られる
OpenSeaで出品するNFTアートには、ロイヤリティが設定できます。
このロイヤリティとは、NFTが転売されたときにNFTアートの作成者にも一部売上が入る仕組み。
その為、NFTクリエイターは一度作品を売ったら終わりではなく取引が続く限り収入を得られるということです。
これはNFTならではの強みですね。コレクションが人気になればずっと収益が・・・!
NFT転売に興味のある方はこちらの記事を参考にどうぞ。
③ガス代の目安
NFTの出品や購入には、ガス代と呼ばれる手数料が発生します。
NFTアートを出品する場合にはこのガス代をあらかじめ考慮して資金を準備する必要があるので、相場は知っておきましょう。
筆者が実際に22/8/7時点に取引をして確認したガス代がこちら↓
ガス代が発生するタイミング | ガス代の相場(8/7確認) |
---|---|
①出品時のガス代 | 0.0004ETH(約1$) 前後 |
②購入オファーを受ける時のガス代 | 0.0004ETH(約1$) 前後 |
③販売をキャンセルする時のガス代 | 0.0004ETH(約1$) 前後 |
④購入する時のガス代 | 0.001ETH(約2$) 前後 |
⑤購入オファーをキャンセルする時のガス代 | 0.0004ETH(約1$) 前後 |
ガス代は取引の混み具合によって変動するのであくまで目安としてください。
タイミングが悪いと、ガス代で数万円することもあります。
最新のガス代と相場を確認する方法は下記記事で解説しているので参考にどうぞ。
⇒【OpenSeaのガス代まとめ】NFT出品・購入時のガス代相場と確認方法
④NFTアートを売るためのコツ
NFTアートを売るためには、アート自体の魅力はもちろん大事ですが、それ以外にも重要な点があります。
それは「NFTアートの売り方」です。
言い換えると、「どのように戦略をたてて売るか」ですね。
具体的な例を挙げると、売るためのコツとしては下記が挙げられます。
上記について、詳しくは「NFTアートが売れない理由と売るためのコツ」が参考になるので是非ご覧ください。
⑤ドット絵のサイズはどうするべきか
NFTアートのドット絵サイズは基本的に自分で決めて構いませんが、注意すべき点が1つ。
それは、サイズを大きくし過ぎるとドット絵の個性が失われていく事です。
例えば下記は「96×96」で作成したドット絵。
ドット絵っぽさはなく、「ぼやけた画像」のように見えますね。
上記を考慮したうえでサイズを決めていきましょう。
ちなみに高級NFT「CryptoPunks」は24×24です。
まとめ:ドット絵のNFTアートを作って販売してみよう
いかがでしたでしょうか。
「8bit Painter」を使えば、画像をベースにドット絵が作れるので、絵が苦手な方でも簡単にNFTアートを作れます。
これを機会に、ドット絵を作ってNFTの世界に飛び込んでみましょう。
この記事をここまで読んだだけでも、NFTについて周囲よりはるかに詳しいはず。あとは1歩踏み出すだけ。世界が変わるかもしれません。
⇒ドット絵の作り方をもう一度確認する
⇒NFTアートの始め方・出品方法をもう一度確認する
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